関西的日常

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2006.03.06 Monday

とうとう岡山に‥、めめめ、メイドカフェがっ！其の十五

つい先日、メイドカフェ「メルシィ（Merci）」が閉店した、と私がお伝えした時,トラックバックさせて頂いた「鋼鉄的日記」のことぶきさんはこう言われておりました。

>メルシィはしゃるろっとのマネージャーがオープニングアドバイザーとして関わっていたので期待していたのに <～中略～> そこで、しゃるろっとのメルシィ跡地への移転説が浮上しています。

噂によるとしゃるろっとは表町からメルシィの跡地に移転するとかしないとか。
傍から見るとたいした事ない話なのですが、岡山のメイドカフェっ子にしてみればアラ大変。
公式のBBSには「表町のしゃるろっとはなくなっちゃうんですか？」などと言う、まるでメイドカフェ界の電影少女でも見えるんじゃないかとも思われるピュアな質問が色々書き込まれていました。（ｵﾏｴｶﾞｲｳﾅ

しかし、BBSで質問してもなしのつぶて。
「噂は本当なのか」と言う雰囲気が漂い始めていた時に事態は急展開を迎えます。
なんとメルシィの跡地にしゃるろっとが出店。しかも「しゃるろっとぷらす」と言う食事もできるメイドカフェとして、当然表町の店舗も元のまま営業する事に。

3/4日からオープンという事でして、当日は開店前に約20名ほどの大きなお友達の方々が並ばれた様です。
あいにくと私はその日仕事でして。とりあえず5日に行く事にしていたのですが…。

ぷらす外観

場所は岡山市平和町4-3八千代ビル4Fという事でメルシィの位置となんら変わる事はありません。

エレベーターで4階に上がり、ドアを開けてみると。

「おかえりなさいませ～」

席はカウンター席が4つと、4人掛けの席がこれまた4つ。
内装は以前のメルシィよりも手をかけてあり、テクニクスのピアノが置いてありました。メイドさんのどなたかが弾かれるのでしょう。

しゃるろっとぷらす看板

席に通され少し待っていると、メイドさんがやって来ましたのでウインナーコーヒーを頼んで待っていたのですが、まあお客の多い事多い事。まあ、しゃるろっとのネームバリューのなせる技なのでしょう。

しばらく待っているとウインナーコーヒーをメイドさんが持って来てくださったのですが、

「え～と、お砂糖とミルクどうしましょう？」

…………………。

…はい？

「い、いや。いらないと思いますよ」
「あ、そうなんですか～、私よく解らないんですよ～」

ヲイ。
まあ、そう言うところがしゃろっとのある意味売りだと思って我慢しましょう。

ウインナーコーヒー、４５０円でした。

生クリームをカップに注いでもらい、チビチビと飲んでいると。
一人のお客様がメイドさんと一緒にチェキを撮ってもらう様で店舗奥の専用？位置に移動しています。と、とたんにそのお客に皆の視線が。
あの視線に耐えれるお客様は凄いなあ…、あれならビデオ屋でエロビデオ５本一気に借りる方がマシだわ…と、しみじみ考えていたのですが。

「あれえ、おかしいなあ…」

ん？と思って声をした方を見ると、さっきのチェキを撮っていたメイドさんが何やら悩んでいるご様子。
聞き耳立てて話を統合すると、なんでもチェキを撮って写真を見ると画面が右にずれているらしく上手に撮れないのだとか。

「じゃあ、もう一回撮りましょう」
「え、すいません～」

まあ、そんな事もあるだろう…と思っていると。

「あれえ、おかしいなあ…」

ん？と思って声をした方を見てみるとカウンター席の中の厨房？でメイドさんが缶を缶きりで開けようとしているのですが、中々開かないご様子。

「ちょっと貸してくださいよ」

一人のお客が親切にも缶きりで開けようとしています。

「あれえ、おかしいなあ…」

こちらではまだチェキで悩んでいるご様子。

「あれえ、おかしいなあ…」

向こうでは缶が開かないご様子。

……………………………………。

なんだこのカオスっぷりは。

ちょうど私はそのふたつの真ん中にいた為か、なんかいい感じにサラウンドで聞こえてきて、気分はある意味スターウォーズ。

と、まあ誇張したレポはこれまでにして、どうなのでしょうねえ実際。
前々から何度も言っている事なのですが、６０万人しかいない瀬戸内の片田舎にこのメイドカフェの多さは完璧に異常です。
噂によるとまだ岡山には後1～2店舗増える予定らしく、まだまだ岡山のメイドカフェ戦争は続きそうな予感大ですね。